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ご無沙汰しています。その節はお世話になりました。予定している3週間かけてのバンクーバー島1周航海まで3週間を切りました。バンクーバー島は南北480キロ、東西90キロ、九州より大きな島です。太古の昔に刻まれたフィヨルド地形のため、無数の島や入り江、インレットと呼ぶ大河と見間違うほどの奥深い入り江、早瀬などから成り立ち、何ヶ所か世界自然遺産もあり、素晴らしい景観ですが、極めて難所の多い海でもあります。奥深いインレットは最大幅2、3キロで最長120キロ以上にも及び、両岸には峻烈な山並が迫って、文字通り大河の趣きです。
バンクーバーを出てから、反時計回りにジョージア海峡という内海を北上しますが、この間は向い風なので機走が多くなり、島の北端を回ると風はアビームから追手に回ってランニングでの帆走となります。快適な帆走が楽しめそうですが、太平洋を渡ってきたうねりもまたは大きそうで、厳しい海になりますから、この航海に向けて最新式の大型カラーGPSとレーダーを設置、目下習熟中ですが、操作が難しくて往生しています。
こちらの製品なので分厚いマニュアルは全て英文、辞書を片手に何とか読んで意味は分かっても理解するのが難しい。 我が艇のボースンはこちら生まれの日系二世で英語は母国語ですが、それでも理解出来ないのです。要するに2人とも機械音痴の上、CPと同じで特有の言葉が多すぎるのです。時間は掛りますが、それでも基本的な操作は何とか出来るようになりました。
完全にマスターすれば自船位置と変針点、次の変針点、目的地とマークして、針路図をモニター上のチャートに書き込めますし、オートパイロットに接続すれば、自動で目的地まで航海出来ます。自船とマークした変針点の距離も速力も出ますから、目的地への推定到着時間も分かります。もっともオートパイロットでは航海の楽しみが無くなる上、見張りの注意も散漫になるため基本的には使用しないつもりです。24日には機器を取り付けた店のスタッフが来てくれ、船を走らせながら理解でない点を最終的に教えてくれることになっています。
この機器を完全に理解できれば鬼に金棒です。こちらの海は太古の昔に造られたフィヨルド地形で無数の島と狭い早瀬で成り立っており、潮位差が最大6メートルにもなり、潮の流れの最も速いところは12ノットで、機走Max7ノットではとても太刀打ちできず、再三潮止まりを待つことになりそうです。
万一に備え、従来からある3人乗りのハードボトムのゾディアックとは別に、6人乗りのライフラフトも購入設置し、準備は整いました。後は出航数日前に乗員5人分の10日分食料と飲み物(ペットボトルの水、ビール等)を積み込みます。島巡りなので1週間に1回寄港地で食料、燃料補給は出来ますが、万一に備え最初だけは多めに持って行くつなので、結構な量になりそうです。
こちらではダンジネス・クラブという蟹が良く取れまして、毎週末出艇すると最初に蟹籠を落とし、それから数時間セーリングして帰港前に引上げるのですが、毎回20〜30杯は上ります。深場では体長12、3センチの海老も上りますし、牡蠣も獲れます。底魚も釣れますからそちらの楽しみもあります。無事戻れたらまた投稿します。
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