|
|
連載は次々に打ち切りになり、評価されたいのに評価されない。
僕はそんな最近の山田先生の言動からは山田先生の苦悩を感じました。
『俺は世間に理解されない正義のヒーロー!』
『作品の価値は自分で決めます。』
一連の山田先生の言動からも、強気なふりをしながら本当は自分のプライドを守るために必死に虚勢を張っている姿が見えてしまうんですよね。
絶望に効く薬の15巻の総括で出てきた四つの希望にも、そんな自分を守ろうとする山田先生の心情が見えた気がしました。
>「人生は思い通りに行かない」
> 上手く行かないのが当たり前で、あけない夜は無いから、夜を楽しむほうが良い。
>「他人は宝の山を持っている」
> しっかり聞いた人の話は層になって自分を高いステージに上げてくれる。
> 自分の人生は人の話を聞いて劇的に変わった。そこには一つ上の自由がある。
>「人と違う部分はその人の才能だ」
> これが『非属の才能』。学校や社会でうまくやれない人ほど大物になる。
> 才能のあるやつは、どこかおかしいと言われる。みにくいアヒルはちゃんと白鳥になる。
>「この世は仮の世」
> 人生に意味なんて無いから気楽に生きさせてもらえばいい。
この4つの希望を裏読みすると・・・・
「人生は思い通りに行かない」 = 漫画が思うように売れないけどしかたが無いよね。いつかは売れるよね。
「他人は宝の山を持っている」 = 絶望に効く薬で大勢の人に話を聞いた自分は他人より上のステージに立っているはずだ!
「人と違う部分はその人の才能だ」 = 学校で劣等性だった自分は必ず大物になれるはずだ!
「この世は仮の世」 = 最終的に人生で成功できなかったとしてもしかたないよ。
これは、かなーーーり穿った見方だけど、「人間はいつか必ず死ぬ。それまでの時間を無駄にしてほしくない」なんてことを言っていた山田先生にしては、言うことが大きく変わってしまって、うまくいかない自分の人生や自分の才能を肯定しようと必死になっているように見えます。
漫画がもっと売れていたら、『絶望に効く薬』の4つの希望はもう少し変わった内容になったのではないでしょうか?
|
|